記憶のその先

夕方4時






いじめられるだけの学校が終わり






私は急いで家へと帰る







父親と兄の夕食の支度をする






それが終わればお風呂の準備







それが終わり自分の部屋へ戻る








夜6時








兄が帰ってくる








兄が帰ってくると同時に私の体は恐怖に怯え震えだす








兄はすぐに2階に上がってきて私の部屋のドアを開ける








バンっ!








〈おい!クズ!〉







罵声を浴びさせられると共に






激しい痛みに襲われる







バキッ







「………ッ…!」








ガッ、ボコッ








「や…めて……!」







必死に出ない声を出す







〈あ?俺にさからうのか?このグズがっ!〉








バキッゴッボコッ









散々私を殴り満足したのか部屋を出て行く兄








私は部屋に倒れこむ








痛い








そのまま私は眠りについた