約束の16時。
校門を出たところのすぐ手前に公園はあって。
一瞬、目を疑った。
「ねぇ、あれだよね…奈央、1人で大丈夫??」

「そうっぽい…由紀、大丈夫だよ。ちゃんと話してくるね。」

「分かった。帰ったら、メールしてね。待ってるから。」

「うん、ありがと。」
って由紀と少し話して、彼の方に歩き出す。
1年見ないだけで、それくらい、彼はまた大人になった。しかも、制服が違う…??
そっか。高校生になったんだ…

「…奈央。久しぶり。」
って彼が微笑む。

「奏…久しぶり。隣、座っていい??」

「うん、ちょっと長くなるかもしんないからさ。奈央、塾行ってたよね??何時から??」

「えっと、6時。だから、1時間くらいなら大丈夫。」

「そっか。了解。じゃあまず、俺が奈央に話したいことって何か分かる??」

「分かんない…けど、私、、奏に最低なことしちゃったから、ずっと謝りたかった…奏、私実はn「待って」」