ツンデレ年下彼氏とブスガッキー《完結》

薄暗い廊下から、
目が眩むような光りが射す試合会場に足を踏み入れる。


ドッと歓声が上がり、
俺はユリたちの姿を探した。


すると、
リング近くで手を振る
ユリや姉ちゃんたちを発見。



おおお!!来てるじゃん!!
気合い入ってきた~!!



俺はリングに上がり、
両手を上げた。


ニコニコ笑っている
ユリや姉ちゃんに合図を送る。



今日の対戦相手は…鬼塚豪。


日焼けした肌に、
シュッとした鋭い目。



名前も見た目もけっこう強そうだ。


でも俺は、絶対に勝ってやる!!