ツンデレ年下彼氏とブスガッキー《完結》

「青山!!そろそろ準備しろよ!!」



コーチの声が聞こえ、
俺は「はい!!」と返事をした。


それと同時に
鏡に映る自分を見つめる。


ジムに通い始めた頃とは、
全く違う胸筋や腕回り。


赤のパンツに、黒のグローブをはめ、
様になった姿に気合が増す。


俺は控え室のドアを開け、
試合会場を目指した。