ツンデレ年下彼氏とブスガッキー《完結》

ユリside



アタシはコウシに手を引かれながら、
うつむき加減で歩いた。


コウシも
さっきから何も話さない。


涼しげな眼差しで歩くコウシが、
妙に大人に見える。



―ガシャ…



「…ただいま~」



返事は返って来ない。


シノブちゃんは二学期から、
吹奏楽部に入部したので、
帰りが遅いらしい。


アタシはコウシの部屋に通され、
ベッドに腰を下ろした。