「あ、いえ…
何でもないです…」


アタシはすかさず、
話をはぶらかした。


マサキには目で
「後で!」と合図を送り、
何事もなかったように品出しを続ける。



このオバサンに知られたら…
色んな人に広まって、
1回1回説明しないとならないし…。