めが覚めると、辺りは明るく、いつものみなれた景色…


コンコンっとドアがノックされ、誰かが入ってきてカーテンを開けた。

「あ、叶人、起きた??」


「…うん…」

「叶人、急に意識なくすから…通りかかった晴人さんが、車まで運んでくれたんだよ」

「そうなんだ…ありがとう」
「ねぇ、あのさ…信頼してない訳じゃなくて、せっかくのデート、俺もいきたかったし…」

「いいよ、もうおこってない」

「隠してて、ごめん」

「ほんとだよ、これからは、もっと自分大事にして、子供も養わなきゃいけないんだから…」

「………えぇ!?」