ついに



ずっと前から楽しみにしてた文化祭当日





「……」




最悪な気分で迎えることになった。




数日前




美神に、突然酷く冷たい言葉を投げられ


私は告白もできないまま振られたんだ



最初からあの悪魔に遊ばれていたんだ





「…っ」







今でも思い出すだけでなきそうになる




あんなことを言われたのに


私の気持ちは変わらないまま


今も…美神のことが好き






「要!ほら!

文化祭だよ?
そんな顔しないの!
今日は楽しむんでしょ?」