「んー…寝坊とかではないんだよ!

朝、美神くんの姿見てから
いろいろ考え事してノロノロ歩いてたら…
皆もう行っちゃったことに気づいて
慌てて走って、セーフッて感じ!」



てへっと効果音がつくような笑顔で言うと

「こういうときって絶対美神くんの名前でてくるね」

と呆れたようにそう言うこころん



私の学校生活は美神くん中心みたいなものだししょうがないことだよ!うんうん!



なんて1人で頷いていると

こころんが何かを思い出したように


「あっ!」と声をあげた