彼が私に言葉を残していった翌日。 私は上を向いて歩くようになった。 朝から空を見上げて、またあの虹がかかっていないかな? 少し期待しながら歩くようになった。 下を向くことがあっても、足元でなにか綺麗なものはないかと探すとき。 花壇にならんだ色とりどりの花も 私の目にきれいに写るようになった。 そしてもうひとつ… 私の視線の先には彼がいるようになった。