『多分、それ私の幼なじみだと思う。 優馬って中川優馬だよね?』 『そー。え?幼なじみなんだ?すげぇー』 …幼なじみ? だとしたらあの女の子は 美月だったのかもしれない。 『送ってくよ。優馬ん家、見てみたいし』 実際、優馬の家は知らなかった。 だけど本当は美月の家も見てみたいって 気持ちの方が大きかったかな。 『ありがとう!』 俺は嬉しそうに歩く美月の後を 追いながら少し微笑んだ。