俺は体育の時間にサッカーをしてた。 サッカーは嫌いじゃないけど 疲れる。 走ってはとまって また、走ってはとまって。 それの繰り返しが超疲れる。 『爽!!パス!!』 俺は宇木にボールをパスして ボールが少し遠くにいった隙に あの子がいるあの教室を見つめた。 ……いた。 学校をくりぬいた小さな窓から 彼女がひょっこり顔を外に出している。 なにしてんの、授業ちゃんと聞かなきゃ だめじゃん。 ……宇木なんて見んなよ。