蓮が私を連れてきたのは………
あれ?校門??
でもなんで校門……??
『ほら、あそこ。』
そう言って蓮が指さしたのは…
あ、いた…爽くんと…ツインテールの女の子だ
『あの子が、爽くんの彼女………っ』
私が無意識に呟くと蓮がそのまま
私を引っ張って2人に近づこうとした。
『え、え、ちょっ、蓮!
いいよ!戻ろっ!』
私はその場で立ち止まって蓮を引っ張った。
だって、近づきたくない。
もういいの!
『確認するんだろ!』
蓮が振り返り私に叫ぶ。
そして私の手を引っ張った。
『…………蓮っ』
蓮の顔を見上げると
真剣な眼差しで私を見つめてる。
そうだ、逃げたってダメだよね。
逃げたってこの想いはきっと消えない。
それだったら真実を知った上で
爽くんを好きでいたい。
私は繋いだ蓮の手をぎゅっと握る。
そしたら蓮もぎゅっと握り返してくれた。
大丈夫、きっと彼女じゃない。

