爽くんがいう優馬って、あの優馬の事?
私の家の真向かいに住んでいる
幼なじみの優馬。
小さい時から2人で戦隊物とかプリキュアごっことかして良く遊んでた。
最近はあまり会ってないけど
相変わらず中学からやっているサッカーを
頑張っているみたいで近々応援しに行こうかと
思ってたとこ。
『多分、それ私の幼なじみだと思う。
優馬って中川 優馬だよね?』
『そー。え?幼なじみなんだ?すげぇー』
でもどうして爽くんは優馬の事
知ってるんだろ。
爽くん、サッカー部でもないし
接点ないんじゃ……
『送ってくよ。優馬ん家、見てみたいし』
『ありがとう!』
私と爽くんは駅に向かって歩き出した。

