*裕南太*
俺は今まで、どんな女性も、滞りなく美しい一流の女性にしてきた。

今回もそうするつもりだ。
裕南太は腕時計を確認した。
6:29
お嬢様の起床時刻の一分前だ。

目の前のドアをノックする。

ガチャッ

「おはようございます。お嬢様。」