「ほんまにこいつらで俺たちの身が守られんのか心配や。いざとなった時に逃げ出すかもしれへんよ。せやから自分の身は自分で守らな。」
「そんなこと言わなくても…」
遥希がなだめるように言った言葉を無視し
「そうね。信用できない人は自分で身を守ってもらったほうが良い。例え犯人の武器が何であろうと。」
「あの!メンバーの命は守ってくれるとおっしゃったじゃないですか!」
尾津だ
「いえ、守らないとは言っていません。私達を信用してない方は好きにすれば良いと言ったまでです。信用されてないのに何故命までかけて守らなければならないのですか?」
