私は、尾津にその内容で送信するよう伝える。
尾津は本当にいいんですか?と心配していたが、大丈夫だと伝え送信させた。
送信した後も、心配そうにしていたが、無視をして話し始める。
「ライブの日、あなたはうちの社員、市村と行動を共にしてください。メンバーの皆さんは私と村野に任せてください。必ず、あなたもメンバーの皆さんもお守りいたします。」
「ありがとうございます。でももしメンバーに何かあったらどうしてくださるんですか?」
「大丈夫です。私たちを信じてください。」
しぶしぶ了解する尾津に一つ提案をする
もともとの調べで分かっていたことだ
「あなた射的がお得意ですよね?ですので、当日あなたには銃を携帯して頂きたいのです。私と村野のみで間に合わないときに市村を呼びます。そのときお一人になったあなたに自分の身をお守りいただきたいのです。そのための銃です。銃はこちらで手配いたします。」
「わ、わかりました。」
