そんなはずない・・・
そんなはずない・・・

私があんな馬鹿にドキドキするなんて・・・!

~4月~
 私「前から二番目なんて久しぶり~」
真美「わ~!絵里、後ろなんだ~」
 渓「またお前の隣かよー」
 私「えっと・・・黒沢君だっけ?」
 渓「よろしくー」

はっきり言って渓は、顔は中の下だし、オタクっぽいし、タイプじゃなかった。

~5月~
 私「・・・黒沢君・・・?」
 渓「絵里が隣か!よろしく!」
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 私「・・・です」
先生「ありがとー」
ガタッッッッ!
 私「きゃっっ!」
 渓「大丈夫か!?」

そのとき、渓は手を差し伸べてくれた。
でも、それが 過ち だった・・・