だって、キミが好きだから。



「あー、ごめん。言い方変える。琉衣斗とどこ行ってたんだよ?あいつ、嫉妬してまさかあそこまでするとはなー!あの後、笑いが止まんなくてさー。おっと、これは琉衣斗には内緒な」



思い出しているのか、朔真君はお腹を抱えてケラケラ笑う。


ハデな金髪がゆらゆら揺れた。


琉衣もだけど、朔真君もすごくカッコ良い。



「き、昨日はクレープ食べて帰ったよ……!」



「ク、クレープ……?琉衣斗がクレープ食ったの?」



「えっ?う、うん。イチゴの食べてたよ」



「ぶはっ!マジで!?」



「う、うん」



なんでそんなに笑ってるの?


不思議に思ってじっと見つめる。



「あいつさ、実は甘い物苦手だから。って、これも俺がバラしたって内緒な?」



「え?そうなの?苦手だったんだ」



普通に食べてたように見えたのに。



「いやー!あいつ、そこまでしちゃったか。ははっ、おもしれー!」



朔真君は琉衣とは正反対。


よく笑ってよく喋る。



その時、肩をポンと叩かれた。



「こいつ、北上の好きな奴の友達?」



神田君がコソッと耳打ちする。



うんと頷くと、神田君が口角を上げてニヤッと笑った。