えー?
なんで笑ってんの?
「お前、真っ赤になりすぎだろ。それじゃ、ウソだって思われても仕方ねーぞ」
「え、えー?そう、かなぁ?」
確かに……顔が熱い気はするけど。
矢沢君はからかわれて恥ずかしくないの?
なんでそんなに堂々としてられるのよー!
慣れてる……とか?
「前から思ってたけど、北上って素直だよなぁ。バカッつーか、純粋っつーか」
「バ、バカッ……?純粋?それって褒められてる気がしないんだけど」
「ははっ、確かに褒め言葉じゃねーな」
矢沢君はひとり納得したようにクスッと笑った。
やっぱり、よく笑うな。
友達といる時とは違う矢沢君に、体がどんどん熱くなる。



