朔真君と萌奈のコントを見ていたら、徐々に涙は引いていった。
泣かない。
もう泣かない。
あたしは……大丈夫。
「琉衣……何か知ってるんでしょ?だったらあたしにも話して?お願い」
だって、このままじゃ腑に落ちないから。
なんで思い出せないのか、今のままじゃ気になって眠れそうにない。
琉衣はきっと、何かを知ってるはずだから。
「話してって……けど」
「お願いっ……!何を聞いても大丈夫だから」
何か知ってるなら、隠さずに教えて欲しい。
琉衣の手をギュッと握ってお願いする。
すると、戸惑うように揺れる瞳と視線が重なった。
「お願い……!あたしのことでしょ?だったら、知る権利はあるもん」
「……わかったよ」
そう言って目を伏せた琉衣は、今にも泣き出しそうなとても切なげな顔をしていた。



