だって、キミが好きだから。



その日の夜。


ホテルの部屋のベッドで、萌奈と2人でゴロゴロしていた。


2人部屋だからすごく快適。



「ところでさ〜!菜花たちはどこまで進んでるの?」



萌奈はベッドの上で寝返りを打ったかと思えば、ニヤッと笑ってあたしを見た。



「どこまでって何が?」



「何がって……矢沢君とのことだよ!」



「え?あ、琉衣と?」



「そう。もうヤっちゃってたりする?」



「え……!?」



ヤ……ヤっちゃってたり?



「な、ないない……っ!ありえないよっ!」



萌奈ったら、急に何を言い出すのかと思えば。


また顔が熱くなって、パタパタと手であおぐ。



「えっ!?ヤってないの?ビックリなんだけどっ!」



「えっ?だ、だって……っ。まだ早いっていうか」



あれ?


っていうか、今付き合ってどれくらいだろう。



「えー、だってもうすぐ4ヶ月経つでしょ?ってことは、全然早くないよ」



そっか。


もう4ヶ月も経つんだ。



「矢沢君、手ぇ早そうだしさ」



「えっ?いや、どうだろう」



「どうだろうって……まさか、キスもまだとか言わないよね?」



「キ、キスはした」



うはー。


なんかこういう話って恥ずかしいな。