だって、キミが好きだから。



空港に着き、飛行機に乗ってあっという間に北海道に到着。


まずは昼食を済ませてホテルにチェックインすると、そのあとは自由行動の時間だ。



一応班は決まってるけど、一歩出れば自由だからみんなはそれぞれでまわる計画を立てている。



萌奈はあたしに気を遣って、他のクラスの友達とまわると言ってくれた。



なので、今日は萌奈に甘えて琉衣と2人で過ごすことになっている。


北海道の6月は半袖では過ごせないほど肌寒いから、制服の上からカーディガンを羽織って琉衣と歩いた。



「朔真君って本気で萌奈のことが好きなのかな?」



「さぁ。知らねー」



「知らねーって、友達なのに?」



「いちいちんな話しねーよ」



「ふーん、そっか。でも、見てたら絶対そうだと思うんだよね」



「…………」



「?」



急に黙ってしまった琉衣の顔をちらりと見上げる。