だって、キミが好きだから。



そんな2人を見て、思わず苦笑する。



朔真君って、絶対に萌奈のことが好きだよね?



琉衣は部屋に来るって言ってたけど、来ない方がいい気がする。


萌奈の怒りがマックスになりそう。


うーん。


どうしたもんか。


思わず朔真君をじっと見つめてしまう。


ハデな金髪でカッコ良くて、モテる彼にはたくさんの女子が告白をしているらしい。


タイプの子とは付き合ったりするみたいだけど、どの子とも長続きしないんだとか。


あくまでもウワサだけど。



ひとり考え込んでいると、隣から視線を感じた。


振り返ると、琉衣が肘掛けに肘をついてまっすぐにあたしを見ていて。


目が合うと口元を緩めて笑ってくれる。


だけどやっぱり、その笑顔はどこか切なげで。


なぜだかわからないけど、胸が締め付けられて苦しかった。