だって、キミが好きだから。



キリッとした目に整った横顔。


琉衣の存在全部に胸が熱くなる。


時間が止まればいいのに。


このまま……幸せなこの瞬間のまま永遠に続けばいい。



……忘れたくないよ。


琉衣。



好きだと思えば思うほど、幸せを感じるほどそんな気持ちが強くなる。



「琉衣……大好き」



わからないように、聞こえないように小さく呟いた。


胸が苦しくなって、熱いものが込み上げて来る。


この気持ちだけは、絶対に忘れたくない。


ずっと……このままがいいよ。



「……俺も」



えっ……?


聞こえないように言ったつもりだったのに。


聞こえたの?



チラッと見たけど琉衣は前を向いたまま、何事もなかったかのように知らん顔状態。


空耳……?


そんなわけないよね。



『俺も』



ありがとう……。



再びギュッと力を込めると、琉衣もまた優しく返してくれた。