だって、キミが好きだから。



それを認めるのが怖かった。


受け入れられないから、違う答えを信じていたかった。



考え込んでいたらあっという間に放課後はやって来て、結局何も解決しないまま頭にはずっとそのことがある。



ぼんやりしていると、約束通り琉衣が迎えに来てくれて『寄り道しよう』って誘われ、ファーストフード店に来ていた。


お店の中はお客さんもまばらで、席もところどころ埋まっている程度。


そこまで騒がしくもなく、ゆったりした雰囲気が漂っている。



「ずっと浮かない顔してるけど、なんかあったのか?」



ポテトを頬張りながら、向かい側に座る琉衣が眉を寄せる。


全部を見透かそうとする綺麗な瞳にドキリとした。



「ほ、ほら……そろそろ期末の結果が返って来るでしょ?今回結構難しかったから、ヤバいなーって」



愛想笑いで何とか乗り切る。