お姫様はメイド服!?

すごい歓声がカグヤを包んだ。

階段の下には,照れ笑いしているレオンがいる。

「レオン!!何?これ…」

辺りを見回しながら,カグヤは聞いた。

「皆,耶桜国に住んでいる者達です。
俺達が,ルーオール国に行くと聞いて,駆け付けてくれたんでしょう。」

レオンの言葉に,大勢の人を見るカグヤ。

「女王姫様ー!頑張ってくださいー!」

「姫様ー!ご無事で帰って来てください!」

その時,小さな子供達が,カグヤの元へ走ってきた。

「姫様,私達が作った御守りです。」

そう差し出した手の上には,紙で作ったお花が乗っていた。

「あたしにくれるの?」

「うん♪…じゃなくて…はい!」

「ありがとう!」

カグヤが御守りを受け取ると,満面の笑顔を零して,子供達は戻って行った。