太陽の眩い光が皐月を照らす。
精悍な顔つきにドキッとした。
まるでスポットライトを浴びた映画の中の輝くヒーローみたいで、油断すると目だけじゃなく思考までも奪われそうだ。
皐月が今から口にする言葉を私は知らないのに、胸が期待や緊張で激しく音を鳴らし始めた。
そして、皐月の薄い唇が、天国にいる私の大切な家族にも届くようにはっきりと言葉を紡いだ。
「彩さんと結婚させて下さい」
それは清々しくストレートなプロポーズだった。
私の家族に向かって、深々と頭を下げる皐月。
綺麗な所作。
緊張で少し強張った顔。
胸に響く凛とした声。
言われたことの意味はわかってるし、その返事だって悩む必要もない。私の気持ちは決まってる。
なのに、頭の中が真っ白になって……
胸がドキドキして……
息が、詰まる……
私、おかしくなりそうだ。
「彩」
「っ、はい……っ」
皐月はゆっくりと頭を上げて私に体を向ける。
返事は涙で震えた。
「驚かせてごめん。彩の家族にも聞いてほしかったんだ。彩の家族は俺の大切な家族でもあるから」
「皐月……」
私の家族は天国に逝ってしまった。
もう言葉を交わすことも、会うこともない。
皐月からしたら全く会ったことのない人達。
なのに、こうやって私の家族をちゃんと大事にしてくれる。
俺にとっても大切な家族だと言ってくれる。
「俺、あの人から聞いた話をずっと考えてた」
「うん」
「やっぱり、あの人を完璧に許すことは出来ない」
「うん」
「だけど、話を聞けて良かったとは思ってる」
「うん!」
精悍な顔つきにドキッとした。
まるでスポットライトを浴びた映画の中の輝くヒーローみたいで、油断すると目だけじゃなく思考までも奪われそうだ。
皐月が今から口にする言葉を私は知らないのに、胸が期待や緊張で激しく音を鳴らし始めた。
そして、皐月の薄い唇が、天国にいる私の大切な家族にも届くようにはっきりと言葉を紡いだ。
「彩さんと結婚させて下さい」
それは清々しくストレートなプロポーズだった。
私の家族に向かって、深々と頭を下げる皐月。
綺麗な所作。
緊張で少し強張った顔。
胸に響く凛とした声。
言われたことの意味はわかってるし、その返事だって悩む必要もない。私の気持ちは決まってる。
なのに、頭の中が真っ白になって……
胸がドキドキして……
息が、詰まる……
私、おかしくなりそうだ。
「彩」
「っ、はい……っ」
皐月はゆっくりと頭を上げて私に体を向ける。
返事は涙で震えた。
「驚かせてごめん。彩の家族にも聞いてほしかったんだ。彩の家族は俺の大切な家族でもあるから」
「皐月……」
私の家族は天国に逝ってしまった。
もう言葉を交わすことも、会うこともない。
皐月からしたら全く会ったことのない人達。
なのに、こうやって私の家族をちゃんと大事にしてくれる。
俺にとっても大切な家族だと言ってくれる。
「俺、あの人から聞いた話をずっと考えてた」
「うん」
「やっぱり、あの人を完璧に許すことは出来ない」
「うん」
「だけど、話を聞けて良かったとは思ってる」
「うん!」

