ジーーっとその手を見てしまった。
さっきみたいにされる。
そんな気持ちがあったから
「ほら」
はい、と手を前に出された
…………あたしは静かに彼女の手を差し伸べた。
ニコッ
彼女は笑ってあたしを立たせてくれた
クラッ
「あ……」
倒れる!と思ったけど何かに支えられていた。
「大丈夫?とりあえず貴女どこの部屋?」
「…………あっち」
あたしは指を指して、
部屋まで連れてってくれた
「あの……ありがとう…」
「え?あー!全然いいよ!ここなんだ?広いね」
ニコニコと話しかけてきてくれた彼女に、あたしはオドオドしながら返した。
「そう…かな??」
「広い!あたしの部屋はこれの半分くらいだよ、あ、名前は?」

