「……」
「……」

無言……ッ

その頃……鈴は……。




 ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
夢を見ていた。




数匹の犬と数匹の猫

その間に1匹の猫がいる。



普通なら猫の元に行く
けどそこ猫は違ったんだ。

犬の元へ行った。


猫は仲間の猫にとても責められてる。
けどその猫は冷静に

犬の元へ足を踏み出したのだ。


……変な猫……
仲間の所には行かずに、
敵の犬のところ行くなんて……


「すず」

「え?」


「鈴ちゃんおきて」
「誰?」
「やっぱこれだけじゃ足りないか……」


「とりあえず寝かしとく?」

「……ルーク??ノア??」


懐かしい声が聞こえる
……行きたい

戻りたい

ルーク……ノア