「すずちゃん……」


ノアは部屋のベッドに横たわった鈴を見て胸を痛めた。

「俺が……治療がもっと出来ていれば…」

バン!!!!!

ノアは壁を殴った。
「くそっ……」


下唇をかんで鈴を見た。

まだ青白く、血が通ってないように見える。

「……ッ」


ガチャ……
入ってきたのはルークだった

「ルーク……」

「とってきた」

ルークは片手に雑草を持っていてそのまま鈴に近づいた。

「……エリ」

「はい、ルーク様」

パッっとエリが一瞬ででてきた。

「これを薬にしてくれ」
「承知しました」

またパッっと消えていった