このままじゃ、防がれちゃう……
から……
そっか、そういう時に瞬間移動ッ!
よーし……喋っちゃダメだから……
初めてだけど
心の中で言おう……
よし、瞬間移動ッ!!!!
すると急に景色が変わり目の前にはルークの後ろ姿があった、。
よし!
ぺしっ!
ルークの頭に1発の平手打ちをいれた
……ビクッと
ルークは一瞬びくついた
「……は?」
目を見開いている。
多分あたしが瞬間移動できるって言うのをびっくりしてるんだろう
フフーンできるし!!
「なによ?」
ニヤッと笑ってルークを見た
「……ざーんねーんでした」
「え?」
後ろから声がしたと思えば
後ろから、ぺしっと叩かれた
「いたー!」
「フッ油断してるからだ、お前が調子乗ってる時、瞬間移動して入れ替わったんだよ借り物と」
どやっとあたしを見ていった
……っ!!?
さすが……王子様ッ
負けたぁ!!!
「負けました」
「はい」
フッと笑ってルークはあたしを見た。
「……瞬間移動できるんだな……意外とすげぇじゃん……じゃっ」
ピュんと急にいなくなった