笑う門には福来たる!!

産み月になった頃


買い物に出掛けた誠十郎が、すれ違った男

誠十郎がその男をつけた

〝桝屋〟

男がそこの店の者だと確信し、新選組の屯所に行った


「怪しい奴を見つけたんだ
つけたから、居所も押さえた」  

「つけたりすんな!
おめぇは、俺の女なんだから、怪我とかされたら嫌なんだよ!」

「/////ごっごめん」


素直に謝られ、土方も赤くなる


「いいけど/////」


「はいはい、で?どんなふうに、怪しいんですか?」


沖田が話を戻した


「町ですれ違うとき、火薬の臭いがした
前にお客から、武器の火薬を臭わせて貰って、あの臭いと同じだったから
気になって、桝屋って馬具とかを扱う店の者みたいなんだ
火薬使わない店だろ?
それに、少し見ている間になんかすげぇ
たくさんの荷物が運び込まれた
荷物を運ぶ人が、長州なまりだったから
怪しいなって」

「すごい情報ですね!!
誠十郎!!お手柄ですよ!!」

「本当!?役に立てた?」

「総司!あんまり煽てるな!!
無茶するだろうが!!」

「そうだね!誠十郎!駄目だよ?」

「危ないことは、しません!!」

「うん!良い子!!」

「お前ら、兄弟みたいだな」

「え!?嬉しい!!」

「うん!嬉しい!!」

ニコニコと手を取り合う二人に

ため息を漏らす


「まぁ、いいけど…」



「じゃあ、伝えたから!
買い物して帰る!おまさ待ってるし」















帰って来た原田の様子から

近いうちに大捕物があるのだと

誠十郎が感じた


そんなこと知るよしもない、おまさを不安にさせないように、誠十郎と原田は

いつもより、仲良く明るく振る舞った