告白を決めた日
いつものように
仕事終わりに、
店の裏にいた。

自転車の近くに座って、
お兄さんが空きの箱を
回収するのを待った。

残念な事に
邪魔をされた。

「おっ
心ちゃん」
夜のバイトの人が
バイクをとめて
こっちに来た。

「あれ?
松田さん!
何してんのー?」

「彼女まちー」
嬉しそうに答えた。

「いーなあ」

そのうち
お兄さんが来てしまった。

「お疲れ様です。」

結局なにも話せず行ってしまった。

あきらめて家に帰った。