「飲みに行こうょ」 同じ仕事仲間の 千佳にいわれた。 「いーねっ」 そういって いつもの場所に集まった。 「ねー 心さぁ前お兄さんと 話してたでしょー いーなあ!」 「へ?」 「ウチあの人好き」 「へー!? でもあの人優しいよね。 意外とあのお兄さんと話してるのが多いかな。」 「いーなあ…」 この時、 初めてライバルの存在を 知った。 すこしショックだった。