幽霊の君と

「変人で結構だ」


「家に帰りたくない理由察してくださいよ」


「分かった聞かねぇよ。その代わり、言いたくなったら話せ。聞いてやるから」


そういうと、シロの顔がぱっと明るくなった。


「じゃあ今度は神谷さんの番ですよ。こんな時間までお仕事なんて大変ですね~。なんのお仕事なんですか?」


自分に関係のないこととなると途端に質問攻めだなこいつは。


「教師だ。高校の。まだ勤め始めたばっかだけどな」


「高校の先生ですか……。僕も高校三年でしたけど、見たことないってことは、僕の高校じゃないですね」


「この辺だったのか?」


「いいえ違います」


さらっと答えるシロに脱力する。