私が泣かない理由。

学校に着くと、いつも、教室に行くより何かをするより、

一番最初に屋上に行く。

今日も。

祐樹に向かってしゃべりかけた。

「また朝がきちゃったね。祐樹は今日も元気かな⁇私はね、あの日からまだ、なにも進めてない。祐樹がいない朝が、考えられなくて、いつもあの場所で待ったりしちゃうんだ〜。もしかしたら来てくれるんじゃかいかなって。あの日々みたいに、笑顔で『ごめん‼︎待った⁇』って走って来てくれるんじゃないないかな⁇って。でも、あの道通る度に、祐樹のために置かれた花を見たら、いつも現実に戻されちゃうんだ。今日も見てきたよ。いつも違う花があるね。きっと、おばさんだね。優しいね。愛されてるね。大好きなんだね。昨日は、久しぶりに誰かに優しく話しかけられたんだ。嬉しかったな。すごく。でも、あの日のことを守らなくちゃだから。あの男の子には悪いけど。これが正解の対応だよね⁇ねぇ、祐樹。苦しいよ。寂しいよ。楽しくないよ。あの日いわれたこと、祐樹に行ったら、なんて言ってくれた⁇そんなことないって言ってくれた⁇ってバカだな〜私。また後で来るね。」