最愛なる天使へ





そうだよ、俺は凛が好きなんだよ。

最初は顔が好きとか外面のことしか考えてなかったけど今は性格も好きだよ。





「あのね、今日ね‥‥」








あの優しい話し方





「足うまく動かせないのにわざわざ私のところまで来てくれてありがとう‥‥」




俺を気遣ってくれるところ。









「はいはいちーちゃんと誠君喧嘩しないのー私のお菓子あげるからこれでいいでしょ?」





同室の小さい子にも優しいところ









「今は楽しいけど病気が重くなるのがね‥‥」



たまに見せる弱々しさは守ってあげたくなった。





俺は次第に彼女の内面にも惹かれていったのだ。