最愛なる天使へ

「凛!」



「直人君!」





それ以来俺と凛は毎日合うようになっていた。


場所は俺の病室だったり凛の病室だったり屋上だったり‥‥




凛は俺と同じ小学6年生で来年は同じ中学になるらしい。



ああそれまでに凛が元気になるといいんだけどな‥‥


「あ‥‥鼻血‥‥」




凛の声がした。

振り返ると凛の鼻から血が出ている。




「ナースコール、お願い、ナースコールして。」


「は、はい!」



俺は慌ててナースコールを押した。








その後は看護師さん呼んでひと騒動だった。