亜好歌side
あれから2週間後。
部活のいざこざも先輩のおかげで何とかなって、やっと平和な日々が過ごせています。
みのり先輩が使ってほしいと曲をくれた。
それは亡くなった華さんが作詞したものに、みのり先輩が曲をつけたという、2人にとって大事な曲。
なぜくれたのか、気持ちはみのり先輩しか知らないけれど、私達はその曲を演奏することに決めた。
そのため、私達はあることをすることにした。
「強化合宿?」
「そうそう。なんやかんやあり過ぎて、なかなか時間取れなかったからさ。みのり先輩の父さんがホテルの経営してるとかなんかで部屋確保してくれたの。」
「(みのり先輩一体何者…)」
※お嬢様って事ですよ亜好歌さん
「まぁ、ホテルも軽井沢にあるらしいしね。練習のために防音室も貸してくれるって。」
「よっしゃ!じゃあ軽井沢行こか〜♪」
『おー!』