明日の空





「みなさん!突然ですが!こんな空気の中、ライブを続けたいと思います!」


「え、無視された…?」

「ざけんなよあいつら!」



「若葉ちゃん、新くん」

『亜好歌先輩?』



「…プランBに変更ね?最初、2人と私がステージに上がる。そこで、3分は稼ぎたいかな。まぁ、あの2人ならこの騒動もすぐ終わると思うから。」



そう告げた亜好歌先輩の顔は吹っ切れたように清々しかった。


『はい!』



「(あとは頼んだよ、レノ、好歌依)」

「さぁ、最初は!私たちのかわいい後輩!成宮姉弟のお披露目から参りましょう!」



聞こえる歓声。

奏でられる音楽。

楽しそうな歌声と笑い声。



ステージの表はそんな感じだった。