天国の恋~雪と涙に染まる片恋~

私が戻ってくる数分前・・・・・・和人が亡くなった・・・・・・。








「ついさっき・・・・・・一度目を覚ましたのっ・・・・・・。必死に何かを伝えようとしていたからっ・・・・・・。ケータイで声を録音したのっ・・・・・・。それで、言いたいことを伝え終わったら・・・・・・そのままっ・・・・・・。」






・・・・・・和人が亡くなった・・・・・・?


嘘・・・・・・嘘でしょ・・・・・・?






「・・・・・・か、和人はっ・・・・・・?」

「・・・・・・ベッドの上よ。・・・・・・あと、これ。」



お母さんのケータイ電話が手のひらに置かれた。





「お母さんたちはしばらくここを出ているから・・・・・・そのケータイで、和人の遺言を聞いておいて・・・・・・。」





そういって、お母さんたちは病室を出て行った。



部屋には・・・・・・私と和人しかいなかった。