昼休みに廊下で他クラスの女子に声をかけられて話していると


廊下から君の名前を呼ぶ男子がいた。





ひゅーひゅーと、顔を赤くした男子と君を見送る同学年の皆にイラッとしながら

俺は、会話を放棄して興味津々でこの場から消えた女子のことを忘れて


なんとなく、廊下の窓から見える青い空を見上げた。





あ~ぁ…。今日、曇ってればよっかったのに。



天気なんて気持ちには関係ないけれど、今はそうやって思っておきたかった。