授業で当てられた時に聞く、君の声はいつも聞いていたよりもずっと近くで聞こえて もっと近くで聞きたいと思ってしまう。 そんな俺は、顔を隠すように 君とは逆の方向に顔を向けてしまう。 君の方を向けないのは、君を見たらきっと 目をそらせなくなりそうだから。 だから、今は声だけでいい。 君の声を聴いていたい。