近くにあった公園の花壇の前で 俺と君の二つの影が太陽とは逆の方向に伸びている。 周りに人が誰もいない状況でも 変わらず暴れまくっている俺の羞恥心をかき消すことはできずに 本当の二人っきりになった瞬間、うつむいてしまった君から顔をそむける。