「あ、これここに置いておきますね咲楽様。」 「あ、ありがとうほのちゃん…」 あれから私はほのちゃんを避けるようになっていった。 だけど同じ生徒会役員だから顔合わせないなんてことは無理なんだけど…。 「どうかしたんですか咲楽様?」 祥汪さんが気を使ってくれる。 「あ、いえ…とくには無いです…大丈夫です。」 何度かほのちゃんと瑠耶さんが一緒に歩いているところみているけれど… やっぱり胸が痛くなって、そのたびに私は恋をしたんだと実感させられる…。