「はぁ…。」 朝の授業にも出る気がなく、中庭をぶらついていた。 「……。」 空はあんなにも高く、澄み渡っているのに、私はの心は海のように冷たく、深くて、濁っていた。 「…恋…か…。」 「…ぁ…やだぁ…瑠耶様ってそんな方だったんですかぁ?」 遠くで誰かの声が聞こえた。 「…?」 誰だか知りたくて、近づいた。 「宝架だって同じだろ?」 そこにいたのは、 「瑠耶さ…ほのちゃん…?」