――――「そういうことね…。」 「でも、咲楽はその瑠耶くんを好きなんでしょ?」 「え…?なんで?」 「なんでって…相手を傷つけてしまうから近づきたいくないって思ったんでしょ?だけど話したい。完全に恋じゃない。」 「恋…?これが?」 「そう、それが。」 お母さんはにっこりと笑った。 「こんなにも苦しいのに??」 「恋なんて苦しいものよ。私だってお父さんと結婚するのに3年も待たされたんだから。」 「え!?三年…!?」 「そうよ。」 お母さんはそう言って笑った。