「僕と一緒になれば考えが変わる。蓮王寺家だってもっと有名になる。」


「きっぱり断ってそれかよ。面倒くさいなお前。」


「皇神は黙っていろ。これは僕と咲楽さんの問題だ。」


「俺だって関係があるんだけど。」


「え…?瑠耶さ…きゃぁ!?」


瑠耶はそう言って咲楽を引き寄せた。


「その汚い手で咲楽さんに触れるな。」


今にも飛び掛かりそう優一。


「汚い手?無理矢理自分のものにしようとしたお前にだけは言われたくない言葉だな。」


「あ、あの…瑠耶さんが関係しているって…??」


「あぁ、今日から生徒会長は俺のモンだから。」


「…はぁ?っ…」


瑠耶はそういって咲楽に口づけをした。