(私はなんてことを言ってしまったんだろう…そうよ。そんなのは自分で考えなくては…)


「あ、咲楽様。今日はいつもよりも遅いご登校でしたね。」


祥汪がお茶を入れ言う。


「祥汪さん…申し訳ないです。」


「いいえ、お気になさらず。」


「ほのちゃんは?」


「風邪だとお聞きしました。」


龍之介が言う。


「風邪…そっか。みんなも気を付けてね。さて、会議を始めようか―――――」